投資する外貨としてのドルの魅力②

ドルの魅力の二つ目は、金融商品が多いことです。流動性の高さや需要の高さによって、アメリカドルは世界の多くの国で外貨預金先として人気が高いと言われています。もちろん日本でもそうです。そこで、アメリカドルで建てる投資信託などの金融商品が、他の外貨建て金融商品と比べて豊富になっており、それだけ選択肢が多いということです。たしかに選択肢が多いとどれがよいのか悩んでしまうことも少なくありませんが、一方で、個々人が資産運用の目的、用途に応じた金融商品をきめ細やかに選ぶことができるともいえます。

三つ目とすると、実際の貨幣として海外で使用することができるという点です。日本人の海外旅行先は韓国、中国といったアジア諸国が多いですが、グアム、ハワイ、アメリカ本土も人気の旅行先です。仮にアメリカに旅行するとなった場合、円に替えることなくアメリカドルを使うことができるということができます。もちろん旅行だけではありません。最近ではアメリカドルで建てたクレジットカードなども発行されている場合があり、これを利用することで為替レートを気にすることなく、商品を買い物するということができるのです。

長期的な観点から世界的に最も信用が高いドルを資産として円に替えて建てておくことは、リスクを伴う外貨預金の中でもより安全といえるでしょう。もちろん、ハイリターンを望む方、または短期的な投資による差益に期待する方には少し物足りないかもしれません。しかし、ハイリターンを求めてすべての資産をハイリスクな状況にさらすことも考えものです。例えば安定的な資産運用として一部はドル建てしておき、長期的な資産としておくという方法も、ドルであれば可能です。