投資する外貨としてのドルの魅力①

外貨預金するということ自体が多少のリスクをともなうものですので、できればその中でもより安全・安心な通貨を選ぶことが安定的な資産運用が行える大きな要素だと考えられます。その中でもアメリカドルは、世界的に最も信用が高いとされる基軸通貨として見なされているので、外貨投資先として非常に安全です。また、世界経済がアメリカ中心に回っているということもあり、アメリカの政策はドルに有利にはたらくように決められているということを考えると、ドルを持っていること自体が安心材料にもなります。しかし、それ以外にもアメリカドルには個人投資家にとって多くの魅力となるポイントがあります。

一つ目は売買しやすいと言うことです。特にリスクを避けるという意味では自由に売れるかどうかという点に気を配らなければなりません。外貨を売るということは当然買う人がいて成立するものですので、実はすべての外貨が自由に売り買いできるというわけでは必ずしもないのです。例えば流動性の低い新興国の通貨の場合、何らかの政情不安などのニュースがあると、売りが殺到してしまうことがあります。そのような場合、信用が比較的低い新興国の通貨はなかなか買い手が現れないことが多く、結果的に売りたくても売れない状況に陥ってしまうことがあり得るのです。また、売れたのはいいものの、買ったときの相場よりもずいぶん下がってしまい、損をしてしまったということも考えられます。しかし、アメリカドルは急落したとしても、貿易の関係で現実的にアメリカドルを買わなければならない輸入企業は世界各国にあり、または安くなったドルを買って利を得ようとする個人投資家たちも多いので、売りやすくなるのです。